- まほやく連載(過去〜原作沿い)
- ルチルと幼馴染みの魔女の結婚
- ほのぼの中心ときどきしんみり
注意事項
途中から原作沿いになりますが、ガイドラインに則って一部のみ引用する形になるようにしています。ですが、そのままともネタバレとも言えるかもしれませんので、適宜修正を入れるかもしれません。また、予告なく削除する可能性もございます。あらかじめご了承くださいませ。
ゲームのメインストーリー時にはルチルと夢主が結婚しています。様々なお話のあれこれや、彼の考え方は細かに変わっているでしょう。しかし、彼の芯にある逞しくて純粋で美しい心は変わらないように生きていると思います。そんなルチルのことが大好きですし、そう書いていくように意識しています。
この連載の賢者さまは外見、内面ともに女性賢者さまで、お名前は真木晶さん固定です。
都志見先生や製作陣の「性差」への配慮やこだわり、ストーリー上で「人間と人間の関係性」を尊重していることは理解しております。
しかし、連載として書くにあたり、わたしの頭の中で「この連載における賢者さま」としてビジュアルや細々とした内面を固定化させたいという思いがありました。そして、それを突き詰めていく中で、この連載では女性賢者さまと一緒に生きていこうと決めました。
また、この連載では多少なりとも性差を描きます。わたしの差別や偏見はきっとたくさんあると思います。ただ、人を傷つけるために書いているものではないし、認識は日々アップデートしていきたいと考えておりますので、もし引っかかるものがありましたらご指摘いただけますと幸いです。
仲の良い家族や、結婚の幸福感、相互理解、生きることへの賛美などの描写が多数ございます。そういった考え方、生き方を押し付けるつもりはございませんし、違う価値観の方を自分にできる限り尊重したいとも思っておりますが、同時に素敵だと思うものをまっすぐに素敵だと歌いあげることをやめることもございません。
チレッタ、フローレス先生を含め様々な捏造がございます。濁しておこうと思ったけど、書きたいなって思ったので書きました。
でも濁してるものもあります。フローレス家のお父様、いつまでお元気だったの……。
見落としてたものとか、新情報とかあったら悲鳴をあげながら予告なく書き直すかもしれません。
→メインストーリー第2部13章にて判明した情報はちょっとだけ反映させました。
管理人はまだ読めていないカドエピ、カドスト、ログストなど色々あります。イベストは読了しました。
時系列がふわふわなので、一連の流れがあるものはともかく、順不同に書いていきます。
主人公の設定は色々多めにあります。オリジナル要素、個性強めです。作中で描写があるものも多々あります。年齢はルチルと同じで、誕生日そのものは明確な記載をしていませんが、ほぼ確定した描写をしています。完全なる自己投影は難しいと思います。
以下続きではその色々の断片を語っているので、興味のある方はご覧ください。イメージソングのことも書きます。
こちらをクリック/タップで開きます
簡単な主人公設定
デフォルト名:フルール・フローレス(旧姓ペリシエ)
職業:吟遊詩人
魔道具:竪琴
マナエリア:ルチルと一緒の故郷の花園
アミュレット:ルチルとお揃いのリースでお互いに作り合っている
呪文:カルピムス・ディエム
イメージソング
イメージソングはKOKIAさんの『dandelion』です。
わたしは元々KOKIAさんが大好きで、自身の好きな創作の、その心の中心にあるものとして挙げるものにもKOKIAさんの別の歌を置いています。
そこで、分かっていただけると思うんですけれども、好きなものには好きなものを掛け合わせたくなりますよね。南、KOKIAさんの曲が最高に似合うな……と常々思っていました。その流れで『dandelion』もぴったりだな……と思っていた気がします。その時点ではたくさんある雰囲気がぴったりな曲の一つでした。
この連載が心に思い浮かんだ時にはすでに、主人公に吟遊詩人になって芸術という媒体を介して賢者の魔法使いたちの活躍を伝えていってほしいという願いは固まっていました。確かそのあたりでふと『dandelion』だなと感じました。そこで改めて曲を聴きなおして歌詞を見なおしたら、自分で最初に思っていたよりも、びっくりするくらいぴったりでした。南の国のひとたちの気質にもぴったりで、主人公にやってほしかったことにもぴったりで、あとルチルの育成スポットのティコ湖に咲いているふわふわの綿毛をもったお花もあるから、もうこれは『dandelion』をイメージソングとして置いてこの連載を書こうと思いました。その軸が決まったおかげで、この連載のイメージが確固たるものになったと思います。
正直KOKIAさんの曲は他にもあれこれぴったりなものがいっぱいあるので、ぜひぜひ『dandelion』やKOKIAさんの曲を聴いてください!
呪文
わたしは古典ラテン語を少し勉強したけれども、参考書や辞書がないとダメダメなので、それを前提にお読みください。
大元はホーラーティウスの『歌集』第1巻第11歌に出てくる有名なフレーズ「Carpe diem.」です。直訳は「一日を摘め」です。よく言われるメメント・モリと同じように「死を忘れるなかれ」ということが本質にあります。大まかに解説すると、「ただ過ぎてしまうような日々も、花の一本一本を愛でて摘むように大切にしていくのが良い」というような意訳ができるものです。読んだ瞬間に頭の中に一面の花のイメージが広がって、とても素敵な詩だと思いました。
それをそのまま使わなかったのは、主人公の呪文として用いるには二人称の命令法だとちょっと違うなと思ったからです。
そこで、少し変えて「私たちは一日を摘む」となるようにしました。接続法にするかも迷ったんですけど、接続法でニュアンスが伝わるか自信がなかったし、接続法の意思的な、宣言のような雰囲気より直説法で「そこにある事実」としての述べ方がいいかもと思ったのでこういう形になりました。主人公が言いそうな意訳としては「愛する人たちと共に、何気なく過ぎゆく毎日さえ、花の一本一本を愛おしみ摘むように、大切に過ごします」というような意味を込めました。
まほやくの世界にはおそらくホーラーティウスの詩は伝わっていないでしょう。でも、もしかしたら同じようなことを詩にした人がいるかもしれません。少なくとも、わたしが生きているこの世界には存在しています。吟遊詩人の主人公が、古くから伝わる詩へのアンサーを自分なりに言葉にし、呪文にしているのはメタ視点としてとても良いな……と思ってます。わたしだけが楽しいやつです。
まほやくの呪文はアナグラムとか逆さ読みとか色々混ざってる感じですよね。それを主人公の呪文に反映させずにそのままの音にした理由の一つは、そのままが一番音が綺麗だったことです。そしてもう一つは、日本の神事や神秘的なものが好きな身として、逆さ読みはなんとなく落ち着かなかったからです。素敵な言葉の逆さ読みはなんとなく日本では不吉なものだとか、呪いだとかの意味で使われがちな気がします。まほやくの世界は文字が反転してるみたいだったり、スノウやホワイト以外が両利きだったりと、現代日本と比べて恐らく裏表や左右があまり固定されていない世界観なのではないかと推測しています。なので、逆さ読みは問題にはならないでしょう。素敵な響きもいっぱいあってとっても大好きです。しかし、自分が書く夢小説の主人公となるとやっぱり気になってしまったため、彼女に関してはそのままの読み方にしました。
長いな……。呪文について話したかったことは以上です。読んでいただきありがとうございました!
